FA基板

計測制御、データ収集、ユーザー応答システムなど、
長年のノウハウを活かして設計・開発した汎用的なFA・計測制御用基板

FA基板

長年蓄積した技術とノウハウを活かした、FA・計測制御専用の基板です。設計・製造・販売まで、当社で一貫して行っております。

お客様のシステム運用の礎となる基板であるからこそ、10年の長期運用を想定した部品選定を行い、信頼性の高い、汎用性のある基板となります。

お客様のニーズに合わせて設計、製造している受注生産品となります。是非、当社の技術をご活用ください。
お問い合わせはお気軽に。

ラインナップ

H8/3069-LANマイコン基板
(MSC-1010-790A)

大容量フラッシュROMマイコン、H8/3069を使用しオンボードでプログラム書換え可能。NE2000互換RTL8019ASを実装しTCP/IPでネットワーク接続可能

機能仕様

CPU H8/3069(CLK:24.576MHz/モード5)
ROM 512kbyte(CPU内蔵フラッシュROM)
RAM 4kbyte(CPU内蔵SRAM)
2Mbyte(外付けDRAM)
NV-RAM/RTC
(オプション)
DS1746(10年間のバックアップ保障)
128kbyte(バッテリバックアップRAM)
カレンダー時計機能付
シリアル通信ポート RS232C:2チャンネル
RS232C/C-LOOP:1チャンネル(ジャンパーピン切り換え)
Ethernet RTL8019AS
10base-T
スイッチ入力 押しボタンスイッチ:4ビット
DIPスイッチ:4ビット
LED表示出力 7segLED:2桁
液晶表示ポート キャラクタLCDが接続可能
ウオッチドックタイマ 外付け(1s)
絶縁ポート入力 フォトカプラ入力:8ビット
拡張バス PC/104-8ビットバスコネクタ
基板サイズ 140x120mm
電源 DC5V±5%(DCジャックorコネクタ)

MP3ファイル再生基板
(MSC-1010-900)

MP3形式の音声メッセージや音楽ファイルを高音質で再生できます。
MP3ファイルをSDカードに保存し基板コネクタに接続するだけ。書き換えも簡単です。
テキストファイルをパソコンで作成することでプレイリストの編集が簡単に行えます。
(特別なソフトツールは必要ありません)
再生中のファイル番号が7segLEDにより確認できます。

再生優先モード

順次再生/中断再生のいずれかをDIP-SWの設定で選べます。

再生制御方式

DIP-SWの設定により下記のいずれかの制御方式が選択可能。

1) RS232Cシリアル通信による再生制御 :1~90再生
2) ビット入力による再生制御 :1~8再生
3) 8ビットBCD入力(ストローブつき) :1~90再生

信号入力:フォトカプラによる絶縁入力(オープンコレクタor無電圧接点による接続)

機能仕様

CPU PIC18L6627(CLK:9.83MHz)
MP3デコーダ VS1011E
MP3記憶媒体 SDカード
シリアル通信ポート RS232C
絶縁ポート入力 9ビットフォトカプラ入力(8ビット+ストローブ)
スピーカ出力 D級アンプ、10W(8Ω)
シリアルEEP-ROM
(オプション)
25AA128/16kbyte
(機能の使用にあたってはプログラム修正が必要です)
カレンダ時計IC
(オプション)
RX4045SA
(機能の使用にあたってはプログラム修正が必要です) 基板
基板サイズ 132.5x90mm
電源 DC12V±5%

SH7727(SH3)マイコン基板
(MSC-3030-706C)

一般向け車検機器の計測制御用に開発したオールインワンのマイコン基板です。
計測値や検査手順を液晶モニタに表示することでヒューマンインターフェイスを追求したシステム構築が可能です。

機能仕様

CPU SH7727(SH3)(内部CLK:133MHz)
リトルエンディアン動作
BIOS-ROM 512kbyte(CPU内蔵フラッシュROM)
SD-RAM 64Mbyte
バックアップメモリ 512kbyte(バッテリバックアップRAM)
CFカードI/F CFカードメモリ(3.3V)
モニタ表示 HD64413(VGAコントロールLSI)
解像度640x480ドット256色、分配回路内蔵
Ethernet CS8900A(10base-T)
シリアル通信ポート RS232C:2チャンネル(CPU内部ポート、16550相当)
C-LOOP:3チャンネル(16550相当)
アナログ入力 MAX125ACAX
分解能14ビット/±5V、7点入力、サンプリング速度125KHz
パルス入力 周波数測定 :2ch
パルスカウント:1ch(24bitアップダウウンカウンタ)
ポート入力 16点絶縁入力(フォトカプラ)
ポート出力 リレー出力 :8点
OC出力 :8点
基板サイズ 280x250mm
動作環境 -10℃~40℃(全品温度試験)
電源 DC5V±5%(DCジャックorコネクタ)

Raspberry-Piマイコン基板
(MSC-3030-718)

Raspberry-Piコンピュートモジュールを使用した組込み用マイコン基板です。
車検機器計測用に設計された基板になります。
一般のRaspberry PiではSPIを使用してI/Oを増やさなくてはなりませんが、 ComputerModuleを採用している本製品ではダイレクトにGPIOピンを使用したフォトカプラ絶縁された入出力を用意しています。 ロードセルアンプ回路を内蔵してますので別途アンプを用意せずとも3chのロードセル接続が可能です。 OSとしてはRaspberry Pi OS(Rasbpian)のは他にArch Linuxも実績があります。
お客様の要求仕様に合わせ基板の設計変更も承ります。

機能仕様

Raspberry-Pi
ComputeModule
BCM2835(ARM11、700MHz)
メモリ:512MB
ストレージ:4GBeMMC
Ethernet LAN9514(USBハブIC内臓)
10/100Mbpsイーサネット-1ポート
USB LAN9514(USBハブIC内臓)
USB2.0:4ポート
時計IC I2C接続、RTC8564NB
コイン電池によるバックアップ(CR2032)
シリアル通信ポート RS232C:1チャンネル(Dsub9ピン)
映像出力 HDMI
アナログ入力 SPI接続、12ビットADC-4チャンネル
1ch:ポテンショメータ入力用アンプ回路
2~4ch:ロードセル接続用計装アンプ回路
LED表示出力 7segLED:1桁
LCD表示出力 キャラクタLCDが接続可能(データバス4ビット)
絶縁ポート入力 フォトカプラ入力:8ビット
絶縁ポート出力 フォトカプラ絶縁トランジスタ出力:8ビット(シンク)
拡張コネクタ I2C、GPIOなど10ビット
I2Cバスを利用した8ビット絶縁入出力基板を用意してあります。
絶縁入出力基板は最大10枚接続可能です。
基板サイズ 230x140mm
電源 DC5V、±12V

USB to 4チャンネルシリアル通信アダプタ
(MSC-1010-918)

パソコンのUSBポートを4チャンネルのRS232Cシリアルポートに変換する通信アダプタです。4chシリアル通信の転送速度はMax460kbpsとなります。
パソコンとのUSB接続はハイスピード2.0に準拠しており最大480Mbpsとなります。
USBポートとRS232Cポート間では電気的絶縁を行っています。
従って、RS232C側で発生した電気的障害等でパソコンのUSBポートを破損することはありません。
(RS232Cポートの1と2ch間/3と4ch間では絶縁処理はされていません。)
RS232Cの各チャンネルには送受信のインジケータLEDが用意されています。

機能仕様

コントローラ
ComputeModule
FT4232HL/FTDI
USBインターフェース USB2.0 ハイスピード(480Mbps)対応
コネクタ  :USB-B
RS232C
インターフェース
コネクタ  :Dsub9ピン(TXD、RXD、RTS、CTS)
ボーレート :最大460kbps
データ長  :7/8ビット、1/2ストップビット
パリティ  :EVEN/ODD/無し
電源 USBバスパワー(MAX5V/200mA)
基板サイズ 118x95mm

※コネクタの追加実装によりセルフパワーによる動作も可能です。

R232Cコネクタ信号割付(4ch共通)

未使用
RXD
TXD
未使用
GND
未使用
RTS
CTS
未使用

基板側コネクタ JES-9P-4A3A:JST製
ケーブル側コネクタ例 17JE-13090-02(D8C):DDK製
勘合ネジ:No.4-40UNC(インチネジ)

各シリアルポートの割付表

シリアルポート コネクタ番号 送信LED 受信LED
1ch CN2 LED1 LED2
2ch CN3 LED3 LED4
3ch CN4 LED5 LED6
4ch CN5 LED7 LED8

デバイスドライバはFTDI社のwebサイトより入手してください。

FM3マイコン基板
(MSC-3030-100)

ワンチップマイコンを使用して小規模で拡張性を重視した基板。
FM3 CPU(ARM Cortex-M3)を採用し、
μITRON NORTi(株式会社ミスポ)の動作実績があります。
Etherenetがありますのでリモート処理部として使いやすい設計となっています。
PC/104バスを採用することにより汎用PIO基板をはじめ様々な
ニーズに対応可能です。

機能仕様

CPU MB9BFD-18TPMC
動作クロック(最大):144MHz
ROM 1Mbyte(CPU内臓)
RAM 128kbyte(CPU内臓),2MByte(外部S-RAM)
外部インターフェース type A USB×1,micro B USB×1
microSDカード×1
シリアル通信ポート RS232C×1、RS232C×1(SW3の切り替え必要)
RS422/RS485 (2線式or4線式切替必要)
CAN×1
JTAG×1
Ethernet LAN8710AI(PHYデバイス)
10/100 BASE-T
スイッチ入力 押しボタンスイッチ:4ビット、DIPスイッチ : 4ビット
LED表示出力 7セグメントLED:2桁
FRAM MB85R4M2T (256k×16ビット)
時計IC RTC 8564NB (コイン電池コネクタ付き)
絶縁ポート入力 フォトカプラ入力(8ビット)
拡張バス PC/104-8ビットバスコネクタ
基板サイズ 140x120mm
電源 DC5V (DCジャック or コネクタ)

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